サントリー 高橋藍&兄の塁が躍動 あと一歩で初勝利逃すもホームの大声援に感激

 「SVリーグ男子、大阪B3-2サントリー」(14日、エディオンアリーナ大阪)

 サントリーは大阪Bにフルセットの末に敗れ、あと一歩で初星を逃した。それでも会場にはサントリー主催試合で1973年の創部以来最多となる5020人が詰めかけ、大声援を送った。

 イタリア1部・モンツァから今季加入した高橋藍と、兄の高橋塁がともに活躍。藍は17得点を挙げ「前の試合はリズムを作れずにやられてしまう悔しい結果だった。今日は2セット目から立て直して上げられた。負けたが、チームも上げてこられている。自信もついた」と手応えを感じていた。

 塁はピンチサーバーとして勝負どころでの起用に応えた。第1セットでサービスエースを決めるなどチームの流れを作った。「負けている場面だったが、サービスエースで流れを作ることができて、自分の中で持ち味を作れた。個人的にはいい内容だったが、負けたので悔しい」と勝利への執念を燃やした。本拠地開幕戦で多くの声援に背中を押され「去年と全然違う雰囲気。お客さんもいっぱいで、ホームの感じがすごくあった」と感激していた。

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