バレー男子日本代表の新監督にロラン・ティリ氏が就任へ フランス代表率いて東京五輪で金獲得も

 バレーボール男子日本代表の新監督に、2021年の東京五輪でフランス代表を率い、金メダルに導いたロラン・ティリ氏(60)が就任する見通しであることが16日、関係者への取材で分かった。日本協会が最終調整しており、早ければ21日の理事会で正式に決まる。

 フランス出身のティリ氏は、現在は大同生命SVリーグの大阪ブルテオン(B)で指揮を執っている。代表監督に就任した場合は、24~25年シーズン限りで大阪Bの監督を退く方向。関係者によると、ティリ氏の国際大会での実績や、日本での指導歴があり、日本選手への理解があることが評価されたという。

 バレーボール男子日本代表は、パリ五輪に16年ぶりに自力で出場。東京大会に続いて8強入りしたものの、準々決勝でイタリアにフルセットで敗れた。フランス出身のフィリップ・ブラン監督はパリ大会を最後に退任した。

 ◆ロラン・ティリ 1963年12月1日、フランス出身。1982年からフランス代表でプレーし、五輪は88年ソウル、92年バルセロナに出場し、それぞれ8位、11位だった。91、92年には代表主将を務めた。チェコの監督などを経て、12年にフランス代表監督に就任。15、17年にワールドリーグ優勝。20年に兼任でパナソニック(現大阪B)の監督に就任した。五輪は16年リオデジャネイロ大会9位、21年東京大会では金メダルに導いた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス