柔道家・小川直也氏、超難関資格を取得していた 50代から挑戦、4回目でようやく「気持ち的には結構やられた」

 バルセロナ五輪柔道銀メダリストで柔道家の小川直也氏(56)が17日、フジテレビ系「めざまし8」で、合格率15%という難関資格に合格していたことを明かし、その勉強法を振り返った。

 小川氏は昨年10月に、4回目の挑戦で難関資格と言われる宅地建物取引士(宅建)に合格していた。

 そもそも、父親が「宅建士の資格が必要な仕事をやっていて、継いで欲しいという感覚で」と、家業を継ぐために資格取得に挑戦。だが50代になってからの受験、柔道の指導も行いながらとあって、3度失敗。「挫折って味わうこと少なかったんですけど、結構気持ち的にはやられました」と、挫折感を味わったという。

 そんなとき、師匠のアントニオ猪木氏の「挑戦をやめたとき、人間はただ老いていくだけだ」という言葉に励まされ、勉強を続行。4回目の受験の際は勉強のやり方を見直したという。

 それまでは「過去問に逃げようとする自分がいた。逃げてたんですね。すぐ問題集をやりたくなって」と過去問ばかりを解いていたというが「柔道をやっているとまず基本。いきなり試合はやらないでしょ?」と、基礎重視の参考書を徹底的に読み込んだという。それにより基礎力がつき、4度目で見事合格を勝ち取った。

 誰よりも喜んだのは父親だといい「柔道の時は手放しで喜ばないのに、このときはやけに喜んだ」と笑顔。今週末に行われるという今年の宅建受験者へ「ハッスルしろよ!」とエールを送っていた。

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