スキージャンプ 高梨沙羅「だからこそ五輪で勝ちたい」パリ五輪現地観戦で刺激

 「ノルディックスキー・ジャンプ・全日本選手権」(17日、白馬ジャンプ競技場)

 女子の公式練習が行われ、2022年北京五輪代表の高梨沙羅(クラレ)は、2本目に89・5メートルを飛ぶなど最終調整した。現在の目標は、2月の世界選手権(トロンハイム)。「世界選手権、来年は五輪と続いていく。自分のやるべきことに集中しながら、いいものを作って行けたらいいな」と意気込んだ。

 今夏のパリ五輪は現地で観戦。これまで冬季五輪に3度出場してきたが、観戦するのは初めてだった。ブレイキンの会場を訪れ、会場の熱気、五輪の特別な雰囲気を再確認。「やっぱり五輪はすごい。大勢の心を動かせるものはない」と刺激を受けたという。

 26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪までは約1年半。「だからこそ五輪で勝ちたい。納得のいくジャンプを作り上げていきたい」と意気込んだ。

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