スキージャンプ・小林陵侑は2位 パリ五輪バスケ男子決勝を生観戦 レブロンらドリームチーム「やばかったっす」

 「ノルディックスキー・ジャンプ・全日本選手権」(18日、白馬ジャンプ競技場)

 ノーマルヒル(ヒルサイズ=HS98メートル)決勝が行われ、小林陵侑(チームROY)は89・5メートル、91・5メートルの合計231・0点で2位だった。

 最近はノルウェーのアイストラックで練習を積んでいたこともあり、「重いトラックにやられた」と、1本目は夏仕様のレールに苦戦したが、2本目から修正。距離を2メートル伸ばし、テレマーク姿勢もきっちり入れてみせた。「2本目は悪くないジャンプ。冬に向けて(準備が)できている」とうなずいた。

 今夏のパリ五輪は女子ゴルフ、男子バスケットボール、サッカーの3種目を現地観戦。男子バスケットボールでは、レブロン・ジェームズ、ケビン・デュラントらNBAのスーパースターがそろう決勝(米国-フランス)を見た。小林は「やばかったすよ。ドリームチーム」とにやり。世界トップアスリートから刺激を受け、自身のシーズンへ臨んでいる。

 連覇のかかる26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪までは1年半を切った。今季はプレシーズンとなる。「世界選手権(2月、ノルウェー)もあるので、変わらず(頑張りたい)」と目標を掲げ、「イタリアのプレ大会もない。(五輪へ向けても)いつも通りです」と平常心を強調した。

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