大阪B 西田22得点も逆転負けで開幕初黒星 ティリ監督、日本代表監督の件は明言せず

 「SVリーグ男子、大阪B2-3広島T」(19日、パナソニックアリーナ)

 パナソニックアリーナなどで5試合が行われ、昨年Vリーグ2位の大阪Bは広島Tにフルセットの末に2-3で逆転負けし、開幕初黒星で通算2勝1敗となった。日本代表監督として名前が挙がるロラン・ティリ氏(60)について、クラブは「代表に関する質問は答えられません」とし、コメントしなかった。

 大阪Bは、サントリーを連破した開幕節の勢いを維持できなかった。開始2セットを先取も第3セットは19-25。流れを渡してしまうと、最終第5セットも開始から6点を先取されるなど7-15であっさり落とした。

 第2セットに3連続サービスエースを奪うなどチームトップの22得点を挙げた西田だが「第3、4セットはミスが多かった。相手もいいブロッカーがたくさんいて、ボールの処理に困る部分がたくさんあった」と反省。ティリ監督も「広島Tはブロックもスパイクもよくて、途中で相手のスパイクを取れなかった」と、後半から防戦一方となった要因を挙げた。自身は日本代表監督候補に浮上したが、コメントはせず「まだチームを作っている状態なので落ち込んでいない。ゴールは天皇杯、SVリーグを優勝すること」と話した。

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