東農大悔し わずか1秒差で箱根切符逃す エース前田の不在響いた 小指徹監督「来年こそはトップ通過を」
「箱根駅伝・予選会」(19日、陸上自衛隊立川駐屯地~国営昭和記念公園)
43校が参加し、各校上位10人の合計タイムで10校が本大会(来年1月2、3日)の出場を決めた。1月の箱根駅伝で17位だった順大が10位で滑り込み、14年連続66回目の出場を決めた。11位東農大とは史上最少の1秒差だった。1位は立大。本大会は前回覇者の青学大など、シード10校とオープン参加の関東学生連合を加えた21チームが走る。
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東農大はわずか1秒差で箱根切符を逃し、選手らは泣き崩れた。エースの前田和摩(2年)が5月に肺気胸を発症した影響で欠場したことが響いたが、残酷な結果に小指徹監督は「悔しい。前田を入れてもダメなタイムなら仕方ないが、終わってみれば前田がいたら勝負できたので」と悔やんだ。
前回は日本人トップに輝いた前田がけん引して10年ぶりの本戦出場を果たし、着実に地力はつけている。「来年は前田も復活して強い新人も入ってくるので強くなる。この悔しさを忘れず、来年こそはトップ通過を目指す」と収穫の時期を見定めた。