“りくりゅう”がGP2季ぶり優勝 木原「久しぶりで心からうれしい」 スケートアメリカ・ペアフリー

 ペアで優勝した三浦璃来(手前)、木原龍一組(共同)
 演技する三浦璃来(左)、木原龍一組(共同)
 演技する三浦璃来(右)、木原龍一組
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 「フィギュアスケート・スケートアメリカ」(19日、アレン)

 ペアフリーが行われ、23年世界選手権優勝でSP1位の“りくりゅう”こと三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)は、フリー136・44点、合計214・23点で優勝した。2季ぶりのグランプリ(GP)シリーズ優勝で、GPではファイナルを含めて通算4勝目となった。

 復活を印象づける優勝だった。木原は「2年ぶりにGPシリーズに出場できて、久しぶりにまた優勝することができて心からうれしく思いました」と喜んだ。

 “りくりゅうは”22-23年シーズンでは世界選手権で日本ペア初優勝を果たし、同一年度で主要国際大会を全て制す“年間グランドスラム”も達成。ただ、昨季は9月のオータムクラシックに出場後、GPシリーズ、日本選手権を木原の腰椎分離症で欠場していた。24年2月の四大陸選手権で実戦復帰して2位、同年3月の世界選手権でも2位だった。

 「今年のシーズンはしっかりけがをしないことをテーマに練習とセルフケアを意識高くやってきたのでそれが良かったかなと思います」と木原。今後のGPシリーズは第4戦のNHK杯(11月8日~10日、東京)に出場する。

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