体操3冠の岡慎之助 新拠点に大満足「日本一の環境」 サウナも完備「もう銭湯いかんくていいやん!」 約2000人が訪れる
体操男子でパリ五輪3冠の岡慎之助と同団体金メダルの杉野正尭が所属する徳洲会は20日、神奈川県鎌倉市内で、新拠点となる「徳洲会ジムナスティクスアリーナ」のオープニングセレモニーを行った。
新施設は地上3階建てで、以前の施設から約1・5倍になった練習場だけでなく、陸上トラック、食堂、風呂、サウナまで兼ね備えている。岡は初めて見た際には「ひろっ!」「すごっ!」と驚いたといい、「こんなに良い環境をつくってくださって本当に感謝している。日本一の環境」と絶賛。「サウナもめっちゃ好きで、『もう銭湯いかんくていいやん!』ぐらいの。それぐらいしっかりしている」と大満足の様子だった。
主将の杉野も「力をつける上で可能性が無限大アリーナ」とうなずく。器具は男子6種目全てで二つ以上あり、「何本も練習できる」と手応え。お気に入りは壁に設置された大きな窓で「空を見ながら練習できるのはすごく気持ちがいい。開放感の中で練習できている」とうなずいた。
新アリーナは一般にもお披露目され、約2000人が訪れた。岡は「まさかこんなにとは、改めてびっくり。体操に興味を持ってもらえたらと、試合会場にまた足を運んでもらえたら僕たちももっと頑張ります」と気合が入った様子。「次の(28年)ロサンゼルスオリンピック、(32年)ブリスベンと連覇を重ねて新しい徳洲会を作りたい」と意気込んだ。