スキー連盟・原田新会長「運命かも」思い出の地“白馬”で初仕事 盟友・葛西には「素晴らしい。信じられない」

 全日本スキー連盟(SAJ)の会長に就任した原田雅彦氏(56)が20日、全日本選手権ラージヒル表彰式のプレゼンターとして登壇し、初仕事を終えた。

 自身が1998年長野五輪で団体金メダルに輝いた白馬ジャンプ競技場が、新会長としての第一歩。「運命かもしれませんね。ここは思いも強い」と感慨を込め、「競技者の時にみんなと一緒に力を合わせて(五輪で)金メダルを取った。(今回も)たくさんの方とスキー、スノーボードについて語り合って、力を合わせて盛り上げてきたい」と意気込んだ。

 五輪メダリストが会長に就任するのは初めて。任期は2年のため、26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪を会長として迎える。「4年間で苦労してきたものを五輪で後悔の無いように力を出してほしい。それだけ」と選手の気持ちに寄り添い、続けて「そうすれば結果が付いてくる選手ばかり。それだけ強化がうまくいっている証拠」と語った。

 またこの日の全日本選手権ラージヒル決勝では、盟友の葛西紀明(52)=土屋ホーム=が表彰台争いを繰り広げた。原田新会長は「素晴らしい。信じられない」と驚きとともにたたえつつ、「多分引退しないと思う。これからも頑張ってほしい」とエールを送った。

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