GP初Vの樋口新葉が帰国「想像より上でびっくり」 「すごく自信になった」スケアメの採点は「80点ぐらい」

 笑顔で写真に応じる(左から)樋口新葉、三浦佳生、渡辺倫果
 笑顔で写真に応じる樋口新葉
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 フィギュアスケート女子で、スケートアメリカで初優勝した樋口新葉(23)=ノエビア=が22日、羽田空港に帰国した。自身初のグランプリ(GP)シリーズ優勝に「結果が想像してたのよりも上にいっちゃったので少しびっくりしてる」と改めて驚きつつ、「練習通りが出せなかったところがすごく心残りだった。それを来週の試合(GPフランス大会)でちゃんとできるようにしたい」と、早くも次戦へ目を向けた。

 13歳で初出場した全日本選手権で3位に入るなど、天才少女として注目されてきた。GPシリーズには2016年から参戦。GPシリーズの最高位は2位で、今回が主要国際大会初Vとなった。「全体的に見たら80点ぐらい。やっぱりジャンプのミスだったりとかレベルの取りこぼしっていうのがあった」と反省もあるが、「(優勝を)ずっと狙ってたんですけど、なかなか取ることができなかった。調子が上がりきらない中、こういう結果になったのがすごく自信になった」と収穫を得ての帰国となった。

 今後はGPフランス大会(11月1日~3日、アンジェ)が控える。GPファイナル進出もかかるが、優勝経験のない全日本選手権を見据えの大会になるという。「今シーズンはグランプリ2戦とも全日本に向けての調整の試合だと思う。全日本で勝つためには全然総合の点数も足りてませんし、ショートもフリーもあと10点ずつぐらいほしい。フランスで10点ずつぐらいは上げられるとすごく自信を持てるのかなと思います」。全日本女王へ、さらにレベルを上げていく。

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