スキー連盟原田雅彦新会長が所信表明「笑顔になれる団体目指す」

 全日本スキー連盟は22日、26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪のプレシーズンとなる2024~25年シーズンを前に都内で会見を行った。

 新会長に就任した原田雅彦氏が登壇し、スポンサーらが見守る中で「愛される団体であることが一番。選手たちの活躍、笑顔を伝えていただいて、一緒に笑顔になれる団体を目指していきたい」と決意表明した。1998年長野五輪ノルディックスキー・ジャンプ団体で金メダルを獲得した際に「船木ぃ~」と、号泣して名言を残した新会長が、次は“笑顔の連盟”を作っていく。

 また会見には、北京五輪ノルディックスキー・ジャンプ男子ノーマルヒル金メダルの小林陵侑(チームROY)、同女子代表の高梨沙羅(クラレ)、フリースタイルスキー男子モーグル銅メダルの堀島行真(トヨタ自動車)、スノーボード男子ビッグエアの藤井源(INPEX)の4選手が登壇。原田新会長は「彼らは勝利のためにいつも努力している。ワールドカップ、世界選手権、五輪で後悔のないように活躍してほしい」とエールを送った。

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