レーカーズ・八村塁 18得点で白星発進に貢献 2019年以来開幕戦先発出場も攻守で躍動「勝ちに貢献できたことはすごく大きい」

 「NBA、レーカーズ110-103ティンバーウルブズ」(22日、ロサンゼルス)

 2024~25年シーズンが開幕して2試合が行われ、レーカーズの八村塁(26)は本拠地ロサンゼルスでのティンバーウルブズ戦に先発して35分5秒プレーし、18得点、5リバウンドだった。110-103での白星発進に貢献した。第2クオーターにはレーカーズのレブロン、ブロニーのジェームズ親子が一緒にコートに立ち、NBA公式戦で初めて親子が同時出場した。レギュラーシーズンは来年4月13日まで行われ、各チームが82試合を戦う。年間王者を決めるNBA決勝は同6月5日に始まる。

 レーカーズの八村にとって開幕戦の先発出場は新人だった2019年以来。スタートからはつらつとプレーした。開始約40秒でパスを得て、相手守備が追いつく前に3点シュートを放ち、鮮やかに成功。その約1分後には相手にぶつかられながらも体勢を崩すことなく、豪快にダンクシュートをたたき込んだ。

 守備でもゴール下で216センチの相手センターのシュートをブロックする好プレーもあった。「練習でやってきたこと、積み重ねたことをしっかりと出すということを意識し、それをやったら絶対に勝てる」との強い気持ちで臨み、攻守でチームの勝利に貢献。出場した時間の得失点差は両チーム最多の「19」をマークした。レディク新監督も「塁は素晴らしかった」と笑顔を見せた。

 NBA6季目を注目されるチームの主力として迎え、リーグの頂点を目指すと公言する。「僕たちは本当に優勝できるメンバー」と改めて決意を口にした。その一歩を踏み出し「勝ちに貢献できたことはすごく大きい。このままこれを続けていきたい」と意欲に満ちていた。

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