サニブラウンが電撃来校で陸上部員驚き「マジで」「えーっ」橋岡優輝が母校・八王子高訪問で盟友呼ぶサプライズ「いい思い出を」

 母校・八王子高を訪問した橋岡優輝(前列中央左)がサプライズで呼んだサニブラウン(同右)とともに陸上部員と交流。記念撮影で「八の字」ポーズ
 母校・八王子高を訪問した橋岡優輝(右から2人目)が、サプライズで呼んだサニブラウン(右端)とともに部員に技術指導を行った
 母校の八王子高を訪問した橋岡優輝(左)がサプライズで呼んだサニブラウンが登場し、驚きの声を挙げる陸上部員たち
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 陸上男子走り幅跳びで東京五輪6位入賞の橋岡優輝(25)=富士通=が26日、母校である東京・八王子高を訪問し、陸上部の後輩たちに自身の経験談や競技論を語った。その後、練習指導も行ったが、橋岡がサプライズで声を掛けた盟友のサニブラウン・ハキーム(25)=東レ=が電撃来校。日本短距離エースの突然の登場に、部員生徒たちからは「えーっ」「マジで!」と驚きと歓喜の声が沸き起こった。

 ともに米国に練習拠点を置いている2人は現在日本に帰ってきており、たまたまサニブラウンの予定が空いていたことから実現した。憧れの同校OBオリンピアンに加え、サニブラウンが目の前に現れて部員の目は輝きに満ちた。さらに、グラウンドに居合わせた他の運動部員からも、遠くから「サニブラウンだ!」と驚きの声。橋岡はしてやったりの表情で「八王子の陸上部の子に何かいい思い出を1つつくりたかった」と笑った。

 自身は今夏のパリ五輪では予選敗退に終わった。「正直言うと、今年が悔しすぎてあまりロス五輪のことを考えられていないのが現状」と明かしつつ、「来年は東京で世界陸上があり、意外と全力で駆け抜けていたら(4年後のロス五輪は)すぐ来るのかなと。年齢も29で迎えるので、体の変化にも順応しながらトップで走りたい」と決意を込めた。まずは来年の世界選手権を見据え、「自国開催が34年ぶりで、競技人生で自分のホームでできることは今後叶わないこと。まずはこの1年やり遂げて、自国開催で金メダルを持って母校訪問をしたい」と誓った。

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