坂本花織、フリー「シカゴ」の悪女役は「関西のノリ」がベース?「慣れてるのは慣れている(笑)」

 フィギュアスケート女子で世界選手権3連覇中の坂本花織(シスメックス)が29日、優勝したグランプリ(GP)シリーズ・スケートカナダから羽田空港に帰国した。

 今季のフリー曲ではミュージカル「シカゴ」の悪女を演じている。「不敵で、『ニヤッ』っていう笑い方」を理想にしているが、まさかの“関西風の表情”がベースだという。「関西のノリとかで、『何々なんちゃうん~』って言われたら『はんっ』『ニヤッ』みたいな感じで(答えていて)、慣れてるのは慣れてる」と笑って明かした。休みどころのないハードなプログラムを「今まで培ってきたものを、しっかりシカゴの世界に溶け込めるように使っていきたい」と“関西のノリ”を加えながら、熟成させていく。

 GPファイナル進出をかけ、次戦はNHK杯(11月8日、東京)が控える。今大会ではジャンプでのミスなどもあっただけに、「NHK杯まで1週間しかない。修正していく部分は修正して、ちょっとでもカナダよりいい内容で終われるようにしたい」と意気込んだ。

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