五輪3大会連続出場の高市未来(旧姓田代)が現役引退を発表「本当に幸せな現役生活でした」 柔道女子63キロ級 今後は指導者の道へ
柔道女子63キロ級で五輪3大会連続出場の高市未来(旧姓田代、30)=コマツ=が現役を引退すると発表した。
高市は所属のコマツを通じて「ここまでご指導・応援し支えてくださった皆さまには心から感謝しています。私の現役生活は、関わってくださった皆さまのおかげで、大好きな柔道を通して、素晴らしい経験をし、彩り豊かなものにすることができました。本当に幸せな現役生活でした。」などとコメント。今後は指導者の道を進むとした。
高市は2016年リオデジャネイロ、21年東京、24年パリと3大会連続で五輪出場。リオ、東京は旧姓の田代で、22年に男子66級元世界選手権代表の高市賢悟さんと結婚し、今夏は高市で出場した。東京、パリでの混合団体銀メダル獲得に貢献した。
高市のコメント全文は以下の通り。
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この度、現役選手を引退することになりました。
8歳から高尾警察署で柔道を始め、相武館吉田道場、相原中学校、淑徳高校で、柔道の素晴らしさ、楽しさを教えていただきました。
コマツに入社後は、世界で戦う厳しさ、逆に世界の舞台で戦うことの素晴らしさを感じることができました。
ここまでご指導・応援し支えてくださった皆さまには心から感謝しています。
「柔道は1人ではできない」と、子供の頃から、常に柔道への感謝、周りの方への感謝を忘れずに取り組むよう教わってきました。
私の現役生活は、関わってくださった皆さまのおかげで、大好きな柔道を通して、素晴らしい経験をし、彩り豊かなものにすることができました。
本当に幸せな現役生活でした。
今後は指導者の道に進みます。
ここまで経験してきたことを活かしつつ、これからは多くのことを学び、柔道界、世の中に少しでも貢献できるよう、より一層努力していきたいと思います。