武蔵川親方のおい・ダニエル 日本語に苦戦 高校時代はアメフト 砲丸投げでハワイ3位の実績も

 「大相撲九州場所」(10日初日、福岡国際センター)

 新弟子検査が1日、福岡市内で行われ、受検した9人全員が身長167センチ以上、体重67キロ以上の体格基準を満たした。内臓検査を経て、初日に合格者が発表される。外国人は興行ビザ取得後の来年初場所で初土俵を踏む見通し。

 武蔵川親方(元横綱武蔵丸)のおいで米ハワイ出身のダニエル・アイルア(18)=武蔵川=は181センチ、129キロでクリアし「うれしいです」とはにかんだ。昨年8月から部屋で生活してきたが「日本語ムズカシイです。稽古はキツいです」と苦笑した。高校時代はアメリカンフットボールのディフェンスラインを務め、砲丸投げでハワイ3位の実績がある。叔父の師匠には「頑張って」とハッパをかけられているといい、同じ押し相撲で出世を目指す。

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