樋口新葉が2位で7年ぶりGPファイナル進出決定!住吉りをん3位、三原舞依7位 グレンが優勝 GP第3戦フランス杯

 「フィギュアスケート・フランス杯」(2日、アンジェ)

 女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)3位で今季のグランプリ(GP)シリーズ・スケートアメリカを制した樋口新葉(ノエビア)がフリー139・10点、合計206・08点のともに今季自己ベストで2位。GPシリーズ上位6人が進むGPファイナル(12月・フランス)進出を7年ぶりに決めた。

 樋口は冒頭のダブルアクセル(2回転半ジャンプ)を軽やかに降りると、3回転ルッツ-3回転トーループの連続ジャンプも着氷。しっとりとした曲を表現しながら、全てのジャンプを降りてみせた。会心の演技に、力強くガッツポーズして喜んだ。得点を待つキスアンドクライで「130出るといいな…」と願いながら待ち、得点が出ると驚きの表情。「良かった」と安堵(あんど)した。

 SP5位で昨季のGPファイナル6位の住吉りをん(オリエンタルバイオ・明大)がフリー134・47点、合計で自己ベストの201・35点で3位、SP7位で22年GPファイナル女王の三原舞依(シスメックス)はフリー113・81点、合計174・93点で7位。SPで今季世界最高を出して首位発進したアンバー・グレン(米国)が合計210・44点で優勝。SP2位で昨季の世界選手権3位のキム・チェヨン(韓国)が合計199・99点で4位だった。

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