三浦佳生、左太もも痛悪化で「ショックよりも笑いが」 NHK杯は「アドレナリンに頼りたい」

 公式練習で調整する三浦佳生(撮影・堀内翔)
 公式練習で調整する三浦佳生(撮影・堀内翔)
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 「フィギュアスケート・NHK杯」(8日開幕、国立代々木競技場第一体育館)

 7日に男子の公式練習が行われ、グランプリ(GP)シリーズ第1戦・スケートアメリカ3位の三浦佳生(オリエンタルバイオ・明大)は「(12月のGP)ファイナル(進出)しか今頭にない。(GP)初戦3位なのでちょっと頑張らないといけない。いつも以上に結果を求めてやっていきたい」と意気込んだ。

 9月から左太もも痛を抱えている。スケートアメリカから帰国後にMRIで検査したところ、「悪化しないと言われてたんですけど、なぜか悪化していて。全治2カ月。ショックよりも笑いが出てくるような感じだった」と苦笑い。「ただ、できることはあるのでなるべく痛みが出ないようにと、あとはケアをしっかりやった」と今大会に備えた。

 帰国後1週間後から左足をつくトーループ以外のジャンプを再開。トーループは「アメリカ大会の後、今日はじめてやった」と絶賛調整中となっており、「今回は練習がつめてないので、少しアドレナリンに頼りたい」と笑わせた。22年北京五輪銀メダルの鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)が優勝候補となる今大会は「今回はかなわないものだと最初から思っている。彼以外には負けないようにしたい」。着実に2位を狙い、GPファイナル出場へつなげる。

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