圧巻Vの坂本花織、エキシビ大トリで魅了 「Poison」の壮大な世界観を表現
「フィギュアスケート・NHK杯・エキシビション」(10日、国立代々木競技場第一体育館)
世界選手権3連覇中で、今大会で3年ぶり3度目の優勝を果たした坂本花織(シスメックス)が大トリで登場し、優雅な演技を披露した。
「Poison」の壮大な世界観を表現。ダブルアクセル(2回転半ジャンプ)、3回転ルッツなどジャンプも降りた。氷上に横たわるフィニッシュポーズを決めた世界女王に、観客からは温かい拍手が送られた。
坂本は今大会、ショートプログラム(SP)、フリー、合計の全てで今季世界最高をたたき出して優勝。出場を決めたグランプリ(GP)ファイナル(12月、仏グルノーブル)に向けて「今シーズンの結果が(五輪も控える)来シーズンにつながる。積み重ねて自信をつけていけたら」と意気込んでいた。
この日はエキシビションの合間に、22年北京五輪の団体銀メダルのお披露目も行われ、団体銀メダルメンバー8人が集結。笑顔でメダルをお披露目していた。