ノルディックスキー・ジャンプの高梨沙羅（２８）がスキージャンプ普及のための「ＳＮＳ戦略方針」を明かした。ＹｏｕＴｕｂｅチャンネル「ＳＨＯＶＥＬ　ＳＰＯＲＴＳ」で公開中のインタビュー動画で言及。インスタグラムに投稿している、ファッション誌顔負けのおしゃれなプライベートショットが定期的に話題になるが「まず知ってもらうっていうところから、スキージャンプに興味を持ってもらうところに転換したい」と狙いを語った。

　「私もいろいろ調べ物をする時は、ＳＮＳを使ってみたりするので。私が発信した何かに興味を持っている人が、ＳＮＳ投稿をきっかけに調べ物をして、スキージャンプっていう競技があったんだ、ちょっと見てみよう、みたいな感じで、割とカジュアルな感じでそのスポーツを知ってもらうというのが一番いいあり方なんじゃないかと思うんですよね」

　投稿する内容についても、できるだけ日常的な部分をみせていく、というのを明確にテーマとして掲げている。

　「中継やニュースで試合の様子は見られるとは思うので、それ以外のところを発信していきたい。ニュースや新聞が伝えてくださっている内容では、間に入っている人が見せたい私を、一般の人が見ることになるというのもあります」

　差別化をはかる意味でも、試合会場以外での様子を、フィルターを介さず直接伝えるという形にこだわっている、と明かした。