元小結阿武咲が幕下転落へ 西十両10枚目で休場 8年以上守った関取の座を失うことに 右膝、右足首などのケガ響く
「大相撲九州場所・13日目」(22日、福岡国際センター)
元小結で西十両10枚目の阿武咲(阿武松)が休場した。日本相撲協会に「右膝後十字靱帯(じんたい)損傷(陳旧性)、右変形性足関節症、右根洞症候群 右膝痛、足関節痛悪化により、3週間の安静加療を要する見込み」との診断書を提出した。
休場は3場所連続通算8度目。12日目まで2勝10敗と不振だった。これで来場所の幕下転落は決定的に。2016年名古屋場所から8年以上守った関取の座を失うことになる。
13日目の対戦相手、水戸龍は不戦勝となる。
今場所の十両以上の休場者は、横綱照ノ富士らに続いて5人目(再出場の幕内武将山、十両東白龍を含む)。