八村塁の協会批判問題 スポーツ庁・室伏長官「歩み寄って問題解決を」

 スポーツ庁の室伏広治長官が27日、都内で記者会見を行った。バスケットボール男子で米NBAレーカーズの八村塁(26)が、28年ロス五輪に向けて続投するトム・ホーバス監督と日本バスケットボール協会を批判している問題に言及し、「大きな心で、よくコミュニケーションを取って、(双方が)歩み寄っていく姿勢が必要。協会もさまざまな違いを乗り越え、NBAで活躍されている最先端の選手も含めて一緒に(競技発展のために)取り組んでいく必要がある。(双方が)歩み寄って問題解決してほしい」と語った。

 八村は日本協会の姿勢をビジネス優先とし、日本代表活動のあり方や、ホーバス監督の手腕や人選にも苦言。一方、日本協会は八村とコミュニケーションの行き違いがあったとしつつ、ホーバス監督続投には変更がない方針を示している。

 室伏長官は「選手と協会、コーチや現場も一体となって(競技発展に)取り組む必要がある」と強調。近年の日本協会の組織改革を振り返った上で「(体制が)逆戻りにならないように、協会がさらに発展するために建設的にやっていく必要がある」と述べた。

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