八村批判騒動でホーバス監督は憔悴?日本協会の三屋会長は毎日連絡「相当つらい思いしてる」「彼のストレス軽減できるように」

 トム・ホーバス監督
 取材に応じる日本バスケットボール協会・三屋会長
 取材に応じる日本バスケットボール協会・三屋会長
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 日本バスケットボール協会(JBA)の三屋裕子会長(66)が30日、都内で報道陣の取材に応じ、NBAレーカーズの八村塁が日本協会と男子日本代表のトム・ホーバス監督を批判している問題について、改めて21分間にわたって考えを述べた。海外選手専用の連絡窓口を設置するなど、コミュニケーションの改善策を示し、「選手が安心してプレーできる環境をつくりたい」と報告。また、批判の矛先を向けられているホーバス監督とは協会として毎日会話しているといい、「相当彼もつらい思いはしているようです」と思いやった。

 三屋会長は今月5日のホーバス監督続投会見にも同席しており、今夏のパリ五輪前から続投を支持していたことを明かしていた。騒動を受け、29日に日本協会から初めて発表した声明文では、改めて指揮官の続投とともに「全力でサポートする」と示した。

 指揮官とは、日本協会の三屋会長や渡辺事務総長、さらに新たに置いた監督の相談役が毎日サポートしているといい、「密に連絡を取って、彼が今何を悩んでいるのか、何に対してストレスがあるのかを聞いている」と説明。「昨日ステートメント(声明)を出したのも、今日の会見も、彼のストレスを軽減できればいいなと思っている。今米国にいる奥さまとも私も連絡を取ったりして、少しでも彼のストレスを軽減できるようなことはしている」と明かした。

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