米大学アメフト試合で大乱闘 制裁金計3000万円 校旗を突き立てる行為を巡って両軍選手が殴り合い
全米大学体育協会(NCAA)のビッグ10カンファレンスは1日(日本時間2日)、声明を出し、前日11月30日に行われたフットボールのミシガン大対オハイオ州立大の試合終了後に乱闘騒ぎを起こした両校に対し、それぞれ10万ドル(約1500万円)の制裁金を科したと発表した。
強力なライバル関係にある注目の一戦は大学ランキング2位のオハイオ州立大がランキング外のミシガン大に10-13で敗れる波乱の結末。敵地で金星を挙げたミシガン大の選手がフィールドの中央、敵校のロゴの上に校旗を突き立てた後に両校選手による殴り合いが勃発した。
米報道によると、乱闘は約5分間続き、警察が催涙スプレーを使用して制止するほど激しいものだった。
同カンファレンスは「試合後の両校の行為はビッグ10スポーツマンシップポリシーに違反すると判断しました。両チームの行為は敬意や礼節といったスポーツマン精神の基本的要素に反しただけでなく、出場者や観客の安全をも脅かすものでした」と説明した。