やり投げの北口榛花が年間最優秀選手 2年連続受賞は女子初の快挙 新人賞は落合晃と久保凛のスーパー高校生

 日本陸上競技連盟は19日、2024年の年間最優秀選手(アスリート・オブ・ザ・イヤー)に女子やり投げの北口榛花(JAL)が2年連続で選ばれたと発表した。

 2年連続受賞は11、12年の男子ハンマー投げの室伏広治(現スポーツ庁長官)以来で女子では初めて。北口は今夏のパリ五輪で、フィールド種目では日本女子として初めての快挙となる金メダルを獲得。ダイヤモンドリーグ・ファイナルでも2連覇を果たすなど、名実ともに女子やり投げの世界女王になった。

 優秀選手賞には村竹ラシッド(JAL)、赤松諒一(SEIBU PRINCE)、川野将虎(旭化成)。新人賞にはそれぞれ男子、女子で800メートルの日本記録を樹立した落合晃(滋賀学園)、久保凛(東大阪大敬愛)の高校生2人が選ばれた。

 表彰式の「日本陸連アスレティックス・アワード 2024」は19日に行われる。

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