ソフトボール 後藤「モチベーション上がった」バスケ男子・河村のパリ五輪奮闘に刺激 移籍先は海外か国内か「五分五分」
ソフトボール女子のJDリーグが5日、都内で3年目となる24年シーズンの表彰式を行った。トヨタのエースとして連覇に貢献した後藤希友投手(みう、23)は、最優秀防御率賞を受賞。「すごく濃い1年だった。悔しい思いから成長できた部分まで長い時間をかけて過ごせた1年」と総括した。
28年ロサンゼルス五輪で、2大会ぶりの競技復帰が決まったソフトボール。日本は3連覇がかかる。後藤はパリ五輪のバスケットボール男子代表の河村勇輝(グリズリーズ)のプレーを見て、刺激を受けたことを明かし「福岡第一高の時から見ていた。パリの舞台で活躍できるのは肝が据わっているし、どういう考えをしているのだろうと思った。モチベーションも上がったし、こういう環境でパワーを発揮できる選手は楽しいだろうなと思った時に、ロス五輪が楽しみになった」と話した。
トヨタから移籍し、来季からは国内外問わず活躍の場を探す。行き先は現状未定で、海外か国内かの気持ちは「五分五分」だという。「東地区は打力が強いチームが多くて挑戦したい気持ちもあるし、やっぱり海外でプレーすることの難しさを実感したい気持ちもある。アメリカを倒すための何かを得るために、アメリカ人に中でもまれたい」と展望を語った。