瀬戸大也「違うことは違う」改めて一部週刊誌報道に言及 右あばら骨負傷 世界短水路選手権へ悲壮覚悟
競泳男子でパリ五輪代表の瀬戸大也(CHARIS&Co.)が6日、都内で取材に応じた。11月30日に自身のSNSで、一部週刊誌の報道に対する反論コメントを発表。この日は初めて自らの言葉で状況を説明し、「メンタル的にきている」と率直な気持ちを打ち明けつつ「報道に対して違うことは違うと(言う)。4年前は言わずに好き勝手にいろいろと書かれた。今回はコメントを出させていただいた」と語った。
さまざまな思いを持ちながら、羽田空港から世界短水路選手権(ブダペスト)へ向けて出発した。400メートル個人メドレーでは前人未到の7連覇がかかるが、1日のトレーニング中に右あばら骨を負傷。ひびが入り、呼吸でさえ痛みがある状態だ。棄権も視野に入れながら、現地で調整を進めるという。「踏んだり蹴ったりですけど、やることはやっていきたい。いけそうだったら痛み止めを飲んで、(骨が)ポキッといってでも全力で泳ぎたい」と悲壮な覚悟を示した。