鍵山 自己最高2位「メダルを取れたことは素直にうれしい」
「フィギュアスケート・GPファイナル」(7日、グルノーブル)
GPシリーズ上位6人、6組で争う大会で、男子はSP2位の鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)がフリー1位の合計281・78点で自己最高の2位に入った。SP4位の佐藤駿(エームサービス・明大)はフリー3位の合計270・82点で初表彰台の3位。世界王者でSP首位のイリア・マリニン(米国)がフリーは2位となり、292・12点で2連覇した。
初優勝を狙った鍵山は、4回転フリップを降りるなどしてフリー1位の点数を取ったが、合計で世界王者のマリニンに及ばず。それでも自身最高の2位に入り「納得できるような結果だった。ミスがあったのですごく悔しいけど、メダルを取れたことは素直にうれしい」と率直な思いを明かした。帰国後はすぐに全日本選手権(20日開幕、大阪)が控える。「練習から120%でやっていきたい」と切り替えを誓った。