女子バスケ 渡嘉敷来夢が号泣 アイシン敗れ初Vならず 最多タイ21得点10リバウンド奮闘も実らず 元同僚からの言葉には頭抱える

 第4クオーター、ディフェンスに囲まれるアイシン・渡嘉敷(右から2人目)
 皇后杯で準優勝となり、スタンドにあいさつするアイシンの渡嘉敷(右端)ら
 第3クオーター、シュートを放つアイシン・渡嘉敷
3枚

 「バスケットボール・皇后杯全日本選手権・決勝、富士通65-55アイシン」(15日、代々木第二体育館)

 アイシンが富士通に55-65で破れ、初Vを逃した。

 前半はスタートダッシュに成功。今期から加入した渡嘉敷来夢(アイシン)を中心に得点を重ね、前半を38-29とリードして折り返した。ただ後半からは攻撃の歯車がかみ合わず、何度もリングに嫌われた。富士通の守備にも屈し、第3クオーター(Q)を9得点、最終Qを8得点に抑え込まれた。

 試合終了のホイッスルが鳴り響くと、渡嘉敷はうなだれて大号泣。両チーム最多タイ21得点、10リバウンドと“ダブルダブル”を記録する奮闘だったが、届かなかった。

 ENSOS時代の同僚で、優勝インタビューに立った富士通の宮沢が「渡嘉敷選手を抑えられてよかったです」と語ると、ベンチの渡嘉敷は思わず頭を抱えるシーンもあった。

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