元小結阿武咲が引退 28歳 幕内通算42場所 右膝、右足首などのケガで3場所連続休場 日本相撲協会が発表

 阿武咲
 安青錦に押し出しで敗れた阿武咲(左)=11月撮影
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 日本相撲協会は18日、元小結の阿武咲(28)=本名打越奎也、阿武松部屋=が引退届を提出し、受理されたと発表した。19日に引退会見を開く。

 阿武咲は右膝、右足首などのケガで名古屋場所から3場所連続で休場。西十両10枚目で臨んだ11月の九州場所は2勝11敗2休で、来年1月の初場所で幕下に転落して8年以上守った関取の座を失うことが確実となっていた。

 青森県中泊町出身。三本木農高を2年時に中退し、2013年初場所で初土俵を踏んだ。15年初場所で新十両、17年夏場所で新入幕。新入幕から3場所連続で2桁勝利を挙げ、同年九州場所では新小結に昇進した。破壊力のある突き押し速攻を武器に、幕内を42場所務め、殊勲賞1回、敢闘賞3回、金星2個。通算成績は473勝422敗59休、幕内成績は297勝287敗46休だった。

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