新人賞の久保凛 世界陸上出場へ意欲「日の丸を背負って戦えるように」

 日本陸連の年間表彰式「アスレティックス・アワード」が19日、都内で開かれ、新人賞を受賞した落合晃(滋賀学園高)、サッカー日本代表MF久保建英(レアル・ソシエダード)をいとこに持つ久保凛(東大阪大敬愛高)らが登壇した。

 久保は7月の日本選手権800メートルで初出場ながら優勝。その2週間後の記録会では、同種目の日本記録も更新した。

 この日のステージでは、高校生とは思えないハキハキとした口調であいさつ。「今季はシニア、世界の舞台に出場することができ、日本新記録を更新して成長できたシーズンだったと感じています」と総括し、「(来年7月の)世界陸上では、日の丸を背負って戦うことができるように日々精進してまいります」と気持ちを新たにした。

 また同じく新人賞を受賞した落合は、「光栄。たくさん方の応援、サポート、支えがあってこその賞。感謝の気持ちでいっぱい。東京の世界陸上でメダル、入賞を目指して頑張っていきたい」と力を込めた。

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