“初老ジャパン”最年長・大岩26年アジア大会金誓う「取らなきゃいけない」メンバー4人で国内初馬術披露で観客沸かす

 パリ五輪で銅メダルを獲得し、“初老ジャパン”の愛称も話題となった総合馬術団体のメンバーが21日、都内のJRA馬事公苑で行われたイベント「クリスマスだヨ! 初老ジャパン全員集合 Presented by ENEOS」に出席した。

 デモンストレーションでは、馬場馬術、障害馬術、クロスカントリーの3種目を行い、集まった大勢の観客を沸かせた。日本で4人そろって競技を披露する場は初めてだという。戸本一真(41)「『迫力があった』、『馬がかわいい』という声が聞こえてきた。馬術だけではなく、馬も好きになってくれたら」とうなずき、田中利幸(39)は「総合馬術3種目を見せられてよかった。魅力を伝えられた」と実感を込めた。

 最年長で、愛知県名古屋市出身の大岩義明(48)は、直近の目標に26年アジア大会(名古屋)の頂点を掲げる。「馬術界のチームとして金メダルを取らなきゃいけない」と地元での活躍を誓い、北島隆三(39)は「4年はあっという間に過ぎてしまう。来年からロス(五輪)を見据えて活動していきたい」と意気込んだ。

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