フィギュア男子 織田信成は惜しくも表彰台逃す 4位に「みなさんの手拍子で」鍵山が優勝 2位はジュニアから出場の16歳
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「フィギュアスケート・全日本選手権」(21日、東和薬品ラクタブドーム)
男子フリーが行われ、22年北京五輪銀メダリストでショートプログラム(SP)1位の鍵山優真(21)=オリエンタルバイオ・中京大=がフリー205・68点、合計297・73点で初優勝を果たした。
SP2位でジュニアから出場した中田璃士(16)=TOKIOインカラミ=が合計263・99点で2位に入り、ジュニアでの表彰台は19年鍵山の3位以来となる快挙を成し遂げた。壺井達也が合計247・31点で3位となった。
SP5位で11年ぶりの全日本となった37歳の織田信成(大阪スケート倶楽部)はフリー150・15点、合計234・68点で4位。惜しくも表彰台を逃したが、再挑戦の舞台で渾身の演技を披露。スタンドから大歓声を浴び、「みなさんの手拍子で滑りきることができて感謝の気持ち」と思いを明かし、涙を流して全日本のリンクに別れを告げた。