三浦佳生 全日本選手権初優勝かかるプレッシャーを指摘 「みんな普段見受けられない失敗多かった」
「フィギュアスケート・全日本選手権」(21日、東和薬品ラクタブドーム)
男子フリーが行われ、左太ももに痛みを抱えていた三浦佳生(オリエンタルバイオ・明大)は合計141・22で9位だった。
試合後は全日本選手権初優勝がかかる独特の空気感が見えない力になっていたことを明かした。「みんな空回りしているような、力が出すぎた感じが僕以外の選手に見受けられた」とプレッシャーのようなものと戦うシニア勢の様子を打ち明けた。2位に入ったジュニアの中田璃士について「その中で璃士は1人のびのび滑れていて、3年前の自分もそうだったなと思い出した」と話した。
また、転倒が多かったことについても「(佐藤)駿もあんなルッツの失敗は見たことがないし、(鍵山)優真のアクセルの失敗も見たことがない。他の選手も普段見受けられない失敗が多かった」と振り返った。
自身については「まずケガを治すことが最優先。世界選手権に選ばれていたら3月なので治るというプランだったが、ないかな」と肩を落とした。