長野東が2年ぶり2度目のV 1区真柴が圧巻区間賞 横打監督「驚いた」そのまま逃げ切り 留学生最短区間に制限初年 留学生なしチームが頂点に
「全国高校駅伝」(22日、たけびしスタジアム京都発着、女子=5区間)
昨年5位の長野東が1時間7分27秒で2年ぶり2度目の優勝を飾った。
1区で真柴愛里(2年)が圧巻のラストスパートで2位に4秒差をつけて首位に立つと、2区の川上南海(1年)も後続を突き放して独走状態を作った。3区、4区も首位を守った。アンカー5区の田畑陽菜(2年)もリードを保ち、歓喜のゴールテープを切った。
今大会から留学生選手が最短区間(3キロ)の3区、4区にしか配置できなくなった中で、日本選手のみで臨んだ長野東が頂点を掴んだ。
横打史雄監督は「生徒達が力を出し切ってくれた。優勝に値する走りを全員がしてくれた。(1区は)驚きました。あんなに走るとは。1、2区が想定以上の走り。前半がいい流れで、後半の2人もしっかり仕事をしてくれた」と振り返った。
昨年アンカー勝負で屈し1秒差で2位に終わった仙台育英は今年は5区の追い上げ及ばず、トップと18秒差で3年連続2位に終わった。薫英女学院が3位だった。
女子800m日本記録保持者の久保凛が2区で16人抜きの快走をみせた東大阪大敬愛は6位だった。