カーリング 山口剛史が日本選手権へ覚悟「優勝できないと五輪の道が断たれる」全日本小学生選手権にゲスト講師参加
カーリング男子で2018年平昌五輪代表の山口剛史(40)=SC軽井沢ク=が22日、横浜市の横浜銀行アイスアリーナで行われた「JA全農チビリンピック2024 第6回全農杯 全日本小学生選手権」にゲスト講師として参加した。
デモンストレーションでは日本代表の貫禄プレーを見せ、試合中はレーンのすぐそばで見守るなど子どもたちと交流。「第2回から参加させてもらっているけど、年々レベルが上がっている。元気な子が多くて『どんまい』、『ナイスショット』と声をかけて楽しんでやっていた」と笑顔で振り返った。
3連覇を狙った2月の日本選手権では決勝でコンサドーレに敗れ、代表入りを逃した。26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪の代表入りに向けて、来年2月の日本選手権(横浜BUNTAI)が正念場となる。山口は「優勝できないと五輪の道は断たれてしまう。今年は僕が司令塔のスキップをやり始めて、今まで見えなかった部分が違う角度で見えるようになる。もう1歩成長して2月を迎えたい」。昨季まで日の丸を背負ったチームの意地を見せる。