佐久長聖が2連覇 大牟田とのアンカー勝負制す 女子の長野東と長野県勢アベックV 留学生最短区間制限の初年度、男女とも留学生なしチームが戴冠
「全国高校駅伝」(22日、たけびしスタジアム京都発着、男子=7区間)
男子は佐久長聖が2時間1分33秒で2年連続4度目の優勝を飾った。
1区で濱口大和(3年)が4位につけると、2区の松山優太(3年)が区間5位で1つ順位を落とし5位で、3区の佐々木哲(3年)へ。佐々木が圧巻の区間賞の走りで先頭の八千代松陰をとらえてトップに躍り出た。
4区の篠和真(3年)は区間4位で仙台育英、大牟田と3チームの並走状態に。その後、仙台育英が脱落し、大牟田との一騎打ちで、7区のアンカー勝負となった。
残り1・5キロを切ったところで、佐久長聖の石川浩輝(3年)がスパートして、大牟田の村上遵世(2年)を突き放して、そのまま歓喜のゴールテープを切った。
女子は長野東が2年ぶり2度目の優勝を飾っており、長野のアベックVとなった。今大会から留学生選手が最短区間にしか配置できなくなった中で、男女とも日本選手のみで臨んだチームが頂点に立った。