“りくりゅう”三浦・木原組が5年ぶり2度目の優勝 2位に35・65点差の貫禄V
「フィギュアスケート・全日本選手権」(22日、東和薬品ラクタブドーム)
ペアのフリーが行われ、SP首位で5年ぶりの出場となった23年世界選手権優勝の“りくりゅう”こと、三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)がフリーも1位の138・17点、合計212・33点で同ペアでは5年ぶり2度目の優勝を飾った。2位に35・65点差をつける圧勝だった。
SPではミスが続出した内容に木原は「すごく集中できていたので残念。調子も良かったので悔しかった。いい練習がつめても力を出し切れていないことが多い」と唇を噛み、フリーへ「年内最後なので力を出し切りたい」と切り替えを誓えば、三浦も「ファイナルよりいい演技をしたい」と前を向いていた。
今季はスケートアメリカを制すも、NHK杯とGPファイナルで2位。
22年の全日本は練習拠点のカナダ・トロントからの移動時のロストバゲージが原因で欠場。23年大会は木原の腰椎分離症で欠場していた。