清水咲衣、本田ルーカス剛史組 演技中断のアクシデントも3位 清水が転倒で左肩痛める 本田「正直、演技をやめてもいいと」 5点減点

 ペアフリーの演技で負傷する清水咲衣
 ペアフリーの演技で負傷した清水咲衣(左)と、本田ルーカス剛史組
 フリーで演技する清水咲衣(左)、本田ルーカス剛史組
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 「フィギュアスケート・全日本選手権」(22日、東和薬品ラクタブドーム)

 ペアのフリー演技で清水咲衣(19)、本田ルーカス剛史(22)組=木下アカデミー=が、清水の転倒により左肩を痛めた影響で演技を途中で中断した。思わぬアクシデントに見舞われたが、仕切り直ししてフリーは中断の影響で5点の減点はあったものの、82・50点を出し、合計136・72点で3位だった。

 ペアは開始から2分ほど滑った後、清水が転倒。左肩を押さえ、数分間中断した。その後再開して演技を終えた。清水は演技終了後、落ち込んだ様子で泣きそうな表情をみせ、本田が頭をなでる場面もあった。

 清水は「ルッツの3連続で転んだ時に左手をつき、肩が外れたような感じになった。数秒確認して、戻って話し合って、演技ができない状態ではなかったので再開すると決めた」と説明した。「再開後も痛みはあったとは思うが、集中していたので痛さは忘れていた」と振り返った。

 本田は、演技後に頭をなでていた時の会話を「よく滑りきった」とたたえていたと明かし「正直、演技をやめてもいいという思いだったので」と胸をなで下ろしていた。

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