「ラグビー・ＮＴＴリーグワン、横浜２１－２８ＢＬ東京」（２２日、日産スタジアム）

　昨季王者のＢＬ東京が同４位の横浜に逆転勝ちし、開幕戦を白星で飾った。

　前半４分にフランカーのフリゼルがイエローカードを受けて数的不利に。同６分にＰＧで先制されると、同１４分には相手ＳＨデクラークにトライを奪われ、１０点のビハインドを背負った。その後も反則やミスが目立ち、ＰＧ２本を追加される苦しい展開。それでも、同３９分にハーフウエーライン付近の左ラインアウトからボールをつないで、最後は中央を突破したＦＢ松永のトライでようやく初得点を挙げ、７－１６で折り返した。

　後半に入ると、先に流れをつかんだ。まずは５分に巧みなパスを受けて抜け出したフリゼルが、約４５メートルの独走トライ。さらに同１５分には、敵陣で相手の背後へのショートパントに反応したＳＯモウンガがトライを挙げ、２１－１６と逆転に成功した。同２３分に同点とされたが、同３０分に相手ゴール前中央でパスを受けたＣＴＢ真野がポスト下に勝ち越しのトライ。最後は反撃をしのいで逃げ切った。