水谷隼 5歳から卓球始め「毎日のように殴られて」 それでも『もう卓球から逃れられない』と覚悟決めた日
卓球男子で東京五輪混合ダブルス金メダリストで、21年いっぱいで現役を引退し、タレントとしても活躍する水谷隼が22日、カンテレ(関西テレビ)「マルコポロリ!」に出演。卓球人生を振り返った。
両親の影響で5歳から卓球を始めた。父いわく、ゲームセンターで100円玉1枚を渡せば、ゲームオーバーせずに延々とやり続け、ルーレットをやれば、大胆に全額をベットし的中する勝負師だったという。映像記憶にも優れ、神経衰弱では無敵で、小学校のオセロ大会ではクラスで優勝したことも。頭を使いながら動き続けるという“究極のゲーム”卓球とともに歩んだ四半世紀。
番組では「5歳から卓球初めて、小学校2年生の時に初めて同世代で日本一になって、それからずっとトップでした。一番やめたいと思ったのが中学1年生の時」と振り返り、「両親の教えが本当に厳しかったんです。負けたらすぐ怒るし、普通に毎日、当たり前のように殴られてて。厳しい時だったんですよ」と明かすと、MCの東野幸治は「す~ごい社会問題よ」と笑いながらイジった。
親に卓球を辞めたい、と申し出て、練習に行かなかったが、次の日、「むりやり腕引っ張られて、練習場連れて行かれた。『もう自分の人生終わった』『もう一生卓球から逃れられない』と思った」と苦笑いで明かしていた。