バドミントン 奥原希望まだまだ現役!「頑張りたい思い」8月以来実戦で初戦突破 全日本総合選手権

 逆転で初戦に勝利した奥原希望(撮影・金田祐二)
 逆転で初戦を勝利した奥原希望(撮影・金田祐二)
 逆転で初戦を勝利した奥原希望(撮影・金田祐二)
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 「バドミントン・全日本総合選手権」(26日、武蔵野の森総合スポーツプラザ)

 女子シングルス2回戦が行われた。16年リオデジャネイロ五輪銅メダルの奥原希望(29)=太陽ホールディングス=が、永田萌恵(広島ガス)に2-1(13-21、21-12、21-13)で勝利し、初戦を突破した。

 棄権した8月のジャパン・オープン以来の実戦。序盤は試合感覚が戻らず、シャトルや会場のサイズへの適応に苦戦したが、第2セットから持ち味の足を動かし続けるスタイルで流れを引き戻し、逆転勝ちした。「きつかった」と率直な感想を述べつつ、「久しぶりに帰ってきたなという感じ。お客さんも多くてすごくうれしかった」と充実の汗を拭った。

 今夏のパリ五輪は、し烈な選考レースの末に出場を逃した。五輪を区切りとするアスリートも多い中、奥原は「まだまだ頑張りたい思いでいます」と笑顔で現役続行宣言。来年3月の全英オープンを現在のターゲットに置いており、「海外の同世代の選手もみんな続けている。(31歳でリオ五輪金メダルのカロリナ・)マリンもばりばりウエートトレーニングをやっている姿を見ると、私も鼓舞される。私流で頑張りを見せられたら」と意気込んだ。

 今大会は2025年度の日本代表選考を兼ねており、2位以上なら選考基準を満たす。

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