飛び込み・玉井「ほぼ満足」の1年 ロス五輪での金メダルへ意欲

 パリ五輪で活躍し、笑顔を見せる(左から)北島隆三、玉井陸斗、田中利幸(撮影・田中太一)
 清水希容さん(右)、玉井陸斗(左)と空手の形を決める桐敷(撮影・田中太一)
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 パリ五輪飛び込み男子銀メダリストの玉井陸斗(18)=JSS宝塚=が26日、大阪市内のホテルで行われた関西運動記者クラブ選定の「第68回関西スポーツ賞」表彰式に出席した。

 個人賞を受賞した玉井は今年の活躍を振り返り「個人的には良かった部分も、もう少し頑張れた部分もあったが、自分の気持ちの中では、ほぼ満足できた」と笑顔を見せた。

 パリ五輪では男子10メートル高飛び込みで、日本飛び込み界初の表彰台に上がった。「結果は良かったが、全体的にはもう少し頑張れた部分もある。それができれば、金メダルに届いていたかも。次のロスまでにそこを詰めていけば、金メダルが取れるかな」と4年後を見据えた。

 表彰式では同い年の京都国際野球部の藤本陽毅主将(3年)らと談笑し、阪神・桐敷とも記念撮影。「野球はあまり詳しくないが、ネットニュースを読んだり、家族がテレビで見ていたら横目で見たりしている」と地元のスター選手とともに過ごすひとときを楽しんだ。来春からは立命大に進学予定で、「1人暮らしをする。これからの人生のためにも、学業と飛び込みを両立していければ」と新生活に心を躍らせていた。

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