日本スポーツ協会の処分取り消し 仲裁機構、罰走の指導者に

 日本スポーツ仲裁機構は27日、日本スポーツ協会による1年の公認資格停止などの処分取り消しを求めたバレーボールの少年団指導者の申し立てを認めたと発表した。試合後の罰走で選手1人の退団を招いたとして処分されたが、仲裁機構は前提となる事実認定が不十分と判断。罰走自体も「不適切だが悪質とまでは言えない」とした。

 仲裁判断では、罰走を「少なくともコート40往復」と認定した根拠がないと指摘。罰走が退団の決め手だったか疑義があり、処分の手続きにおいて「緻密な検討を怠っている」とした。処分は厳重注意程度が相当とも付け加えた。

 同協会は「適正で公平な手続きの徹底に努める」とコメントした。

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