豊昇龍 優勝&綱とり宣言「狙います。初めて言うけど、もう狙います」

立浪部屋の餅つき大会に参加した(右から)豊昇龍、カブキロックスの氏神一番、立浪親方、タレントの小久保春菜
立浪部屋の餅つき大会に参加した(右から)豊昇龍、カブキロックスの氏神一番、タレントの小久保春菜
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 大相撲初場所(来年1月12日初日、両国国技館)で初の綱とりに挑む大関豊昇龍(立浪)が28日、東京都台東区の立浪部屋で餅つき大会に参加し、優勝&綱とりを堂々と宣言した。

 今年は大関として初場所から3場所連続で2桁勝利。名古屋場所は途中休場で9勝、皆勤した秋場所も8勝にとどまった。九州場所では千秋楽の相星決戦まで琴桜と優勝を争い、自己最高の13勝。この1年を「いい感じだった。いろいろあった1年だった」と前向きに振り返った。

 ただ、自身2度目の賜杯には届かず。それだけに、期する思いは並々ならぬものがある。来年の抱負を問われると「狙います。初めて言うけど、もう狙います」と言い切った。初場所での綱とりを成功させるには優勝がノルマ。「来年は今年以上にしたい。今年は目標が一つ達成できなかった。優勝できなかったでしょ?優勝と同じくらいの成績だったけど、優勝したかった。だから来年、頑張ります」と、強い決意を口にした。

 年内は30日まで稽古し、年明けは3日から再始動する予定。今月の冬巡業でも「しっかりやった。稽古はうそをつかない」と鍛錬を重ねた自負はある。目標は胸に秘めるタイプだった男が、堂々の宣言。覚悟を決めて、勝負の15日間に向かう。

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