女子高生Vの宮崎友花 バドミントンを始めたきっかけは?「(テニスと卓球の)間を取って」 大会ご褒美は「田口さんとのディズニー」

 「バドミントン・全日本総合選手権」(30日、武蔵野の森総合スポーツプラザ)

 女子シングルス決勝が行われた。18歳の宮崎友花(山口・柳井商工高)が、8歳上の仁平菜月(ヨネックス)を2-0(21-18、21-14)で破り、奥原希望、山口茜に続く、平成以降4人目の女子高生Vを果たした。「トップで憧れの選手。同じ結果を残すことができてうれしい」と、あどけない笑顔で喜んだ。

 大阪市出身。運動能力が幼少期から高く、卓球やテニスなどラケット系の種目を一通り経験した。ただ当時は力が強くなかったため、バドミントン経験者の母から「(卓球とテニスの)間を取ってバドミントンはどう?」と提案され、打つものが球からシャトルへと変わったという。

 強豪の山口・柳井中に進学し、柳井商工高ではインターハイ女子シングルスを2連覇。22年には世界ジュニア選手権を初制覇し、同年から日本代表の仲間入りを果たした。成長は止まらず、今年9月の中国オープンの準決勝では山口茜にストレート勝ち。世界の実力者が参加するスーパー1000と位の高い大会で、準優勝を成し遂げた。

 好きな教科は美術で、嫌いな教科は数学。コートの外では、女子高生らしさをにじませる。大会のご褒美は、高校の先輩の田口真彩(ACT SAIKYO)とのディズニー。「年明けすぐに国際大会がある。気持ちは緩めすぎず(楽しみたい)」と笑った。

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