桐蔭学園 2連覇へ快勝発進 合同練習で手の内知り尽くした相手を圧倒

 前半、飛び込んでボールを抑えトライをあげる桐蔭学園・古賀龍人(撮影・立川洋一郎)
 後半、トライをあげる桐蔭学園・徳山凌聖(撮影・立川洋一郎)
 後半、トライをあげる桐蔭学園・徳山凌聖(撮影・立川洋一郎)
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 「全国高校ラグビー・桐蔭学園48-7流通経大柏」(30日、花園ラグビー場)

 連覇のかかる桐蔭学園(神奈川)が流通経大柏(千葉)を7トライで圧倒し、初戦を突破した。FW平均体重で4キロも重い相手にプレッシャーをかけ続け後半だけで29得点を重ねた。

 桐蔭学園のFW申驥世(しん・きせ)主将(3年)は「前半は相手にポゼッションを取られてうまくいかなかったが、後半は流れがこっちに来た」と振り返った。

 関東圏の両校は、年間7、8度ほど合同練習を行う間柄。12月だけでも2度行っており、抽選会で2回戦での対戦の可能性が明らかになった後も練習を組んだ。「お互い研究しているので、ラインアウトならディフェンスはやりやすいが、アタックは読まれているとやりにくい。どちらかというとやりにくいかな」と手の内を知り尽くした同士の戦いを制した。

 15人のうち前回大会で優勝を経験したのは3人。「去年のチームとは特徴もやりたいラグビーも違う。もう一度このチームで優勝したいが、連覇という言葉は誰も使っていない」とあくまでチャレンジャーだ。

 藤原秀之監督(56)は「夏合宿で東福岡に負けたのが大きかった。あの後、気合が入った。常翔学園、仰星、京都成章さんに勝った。そういう部分で力を付けてきたかな」と手応えを感じていた。

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