26年五輪への戦い本格化 出場枠懸かる世界フィギュア

 2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪出場を巡る戦いは今年本格化する。フィギュアスケートは3月の世界選手権(米ボストン)で国・地域別の五輪出場枠が懸かり、女子で4連覇に挑む坂本花織(シスメックス)らに注目が集まる。

 アイスホッケー女子の日本代表は2月に北海道苫小牧市で行われる最終予選で1位になれば、26年五輪に向けて日本勢初の出場権獲得となる。カーリングは女子が韓国、男子がカナダで3月に世界選手権が開幕し、出場枠確保を目指す。

 イタリアでの冬季五輪は1956年コルティナダンペッツォ、06年トリノに続いて3度目。四つの会場群で行う異例の広域開催となり、ミラノでフィギュアやスピードスケート、コルティナダンペッツォでカーリングやそり競技、バルテリーナでスノーボード、バルディフィエメでスキーのジャンプなどを実施する。

 おことわり 2026年冬季五輪の大会表記を「ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪」から「ミラノ・コルティナ冬季五輪」に変更します。大会組織委員会の表記に合わせます。パラリンピックも同様です。

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