誤算か 駒大・佐藤圭汰は往路投入なし 3、4区が1年生に 連覇狙う青学大は2区黒田朝、4区太田、国学院も往路に主力投入

 「箱根駅伝・往路」(2日、大手町~箱根町芦ノ湖駐車場)

 箱根駅伝の往路の当日変更が2日、発表された。総合2連覇を狙う青学大は各校のエースが集う“花の2区”を黒田然(1年)から前回2区区間賞で兄の黒田朝日(3年)に変更し、4区は荒巻朋熙(3年)から前回3区区間賞の太田蒼生(4年)に変更した。1区は宇田川瞬矢(3年)、3区に今季好調の鶴川正也(4年)、山上りの5区に過去2度往路優勝のゴールテープを切った経験を持つ若林宏樹(4年)を並べている。原晋監督は恒例の大作戦名に「あいたいね大作戦」を掲げ、「昨年以上の力はある。往路から先頭に立っていきたい」と話していた。往路から主力の黒田と太田を当日変更し、勝負に出る。

 2年ぶりの優勝を狙う駒大は谷中晴(1年)が3区、山川拓馬(3年)が5区に当日変更された。今季駅伝出走なしの“怪物”佐藤圭汰(3年)は往路投入はなし。復路に温存された。主力の篠原倖太朗主将(4年)が2区を走る。4区は桑田駿介(1年)のままで3区、4区が1年生という布陣となった。

 初優勝と初の大学三大駅伝3冠を狙う国学院大は1区に野中恒亨(2年)、4区を青木瑠郁(3年)に変更。2月の大阪マラソンを制した“絶対エース”平林清澄主将(4年)が2区を走る。

 中大は吉居駿恭(3年)を1区、創価大は吉田響(4年)を2区、城西大は5区に斉藤将也(3年)に当日変更した。

 ◆箱根駅伝における出走選手の当日変更 往路、復路とも当日のレース開始1時間10分前(午前6時50分)に出走メンバーの変更が受け付けられる。事前に区間エントリーされていた選手と補欠選手の交代は往路、復路の2日間で計6人まで可能だが「一日に変更できる競技者は4人まで」の条件がある。変更が認められるのは事前に区間エントリーされていた選手と補欠選手との交代に限られ、事前に区間エントリーされていた選手同士での区間変更は認められない。

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